推しが2人いるということ。
突然ですが……
私のお友達が、とても悩んでいるようだ…
ということに、最近になって気がついた。
“お友達”と言っても、ここでお知り合いになった方で、もちろんお会いしたこともない。私が勝手に“お友達”と思ってるだけかも知れない。
でも、私は“お友達”と思っている。
私がジャニーズを好きになったのは、『ウルトラマンティガ』がきっかけだ。
仕事柄 戦隊モノや教育番組なんかを観ていて、気がついたら好きになっていた。
ダイゴ隊員=V6 長野博のことを。
その頃の私は、今みたいに神経が図太くなかったから、コンサートにも1人で行けなかった。1回だけ友達に無理を言って行ったことがあるけれど、その時の光景は今も覚えてる。
発売されるCDは欠かさず買っていた。
でも、結婚 出産 育児…後はアンチジャニーズの旦那というのも重なって、私は一度ジャニオタを卒業している。
所謂“担降り”というやつなのか…
でも、今考えるとそれとはちょっと違うかも。
大半のCDは売ってしまったけれど、映画やライブのDVDはとってあった。
売るもの、売らないものを選別してる時点で、多分完全な“担降り”ではなかったんだと思う。
ちょっと距離を置いただけ……
多分、そんな感じ。
その数年後。子育てがちょっと楽になった時、再び私がジャニーズに堕ちる日が来た。
長野くんの時は、気がついたら好きだった。
だけど、彼の時は違ってた。
一瞬にして堕ちたのだ。
そして私のジャニオタ魂にふたつの火が灯った。
長野くんもヤスくんも、個人として応援している。だけど、V6と関ジャニ∞、グループとしても応援している。
ここで“掛け持ち”オタが誕生した。
きっと掛け持ちしている人がぶつかる壁は、いくつもあると思う。
例えば金銭面。
2グループ応援しているとなると、出費も2倍。何を買って何を諦めるのか…その辺りは難しい問題だ。
色々悩むところはあるけど、1番はふたつのグループ、推し2人へのペース配分。
どっちのグループも好き。
2人とも好き。
それは変わらないけど、どうしてもCD発売やテレビ出演があると、そちらに力が入ってしまう。
そんな状況に『私、このまま2人のファンでいいのかしら?』と思ったことは、1度や2度じゃない。
V6も関ジャニ∞も、今 攻めてるグループだけど、テレビで会えるのは圧倒的に関ジャニ∞の方が多い。
私の地域では長野くんの出演してる地上波2番組は観られないし、BSも映らないから観られない。
『アメジパ』も放送はしてるけど、ほぼ1年前のだしTVerで放送してもらえたおかげで、やっとほぼリアルタイムで観られるようになった。
どうしても、配分的には関ジャニ∞に力が入ってしまっている現状だ。
だけど、私にとって、いつでも変わらず、いつでもそこにいてくれるV6、長野くんは大切な存在。
まさに『Air』空気のような存在。
いなくなれば、私は生きられないから。
“一緒にいるだけで 幸せをくれる
そう君の笑顔に ありがとう”
一言に“推し”と言っても、色々なカタチがあると私は思ってる。
がむしゃらに、猪突猛進に、ガシガシ応援する事も
ひっそりと秘めたる思いを持つ事も
どっちも、好きな人“推し”を想ってる事には変わりない。
きっと私は、お友達が言う“切り替えの上手な人”の部類かもしれない。
露出の違いでどちらかへの想いが強くなってしまうのは、当然のことだと思う。
だけど、どちらのグループへの、2人への想いはちゃんとある。
忘れることなんて1日たりともない。
どちらかに傾いていても、心の中にはいつもいる。
それで良いんじゃないかな?
だって、好きになっちゃったんだもん。
その想いは、止められないよね。